館内催し物のご案内

第310回 日文研フォーラム


 三つの「赤い」と二つの「寒い」から、方言を考える ― 方言と言語類型論の出会い
     Thinking about Dialect from Three “Reds” and Two “Colds” : The Meeting of Dialect and Typology

 

      
                                       <※画像をクリックすると大きく表示します>

 

  方言には、いわゆる標準語にはない言葉の分化が見られ、土地の人々の伝統的な感覚や考え方を反映しています。

 たとえば、韓国の済州市に残る伝統的な方言には、「赤い」を意味する三つの語形があります。また一方、日本の

 本県松橋町では「寒い」の意味で「サンカ/サンカリヨル」という二つの語形が使われています。もっとも、言語の

 経済性原則という観点からすれば、これらの語はまったく同じことを意味しているのではなく、何らかのルールによ

 って使い分けられているものと予想することができます。

  本講演ではこの現象を考察するために、言語類型論の観点をご紹介します。そこから、それぞれの使い分けのルー

 ルと特徴が浮き彫りにされるだけではなく、両言語が世界言語の中に位置づけられることをお話ししたいと思います。 

 

 

◆開催日:平成29年日(

◆時 間:14:00〜 16:00 (開場 13:40

◆会 場:大会議室(3階)

◆入場料:無料
◆定 員:先着 180名
◆申込み:不要


◆講 師:鄭 相哲  韓国外国語大学(韓国) 教授/日文研 外国人研究員

       1986年、韓国外国語大学校東洋語大学日本語専攻卒業。1994年、大阪大学大学院文学研究科

       博士課程修了(文学博士)。西京大学校日本語科助教授を経て、現職の韓国外国語大学校日本

       語通翻訳学科教授。2016年9月より国際日本文化研究センター外国人研究員を併任。

       専門分野は、現代日本語文法論、日韓対照言語学。

 

 

◆コメンテーター:千田 俊太郎  京都大学文学研究科 准教授

       2006年3月京都大学大学院にて博士号取得。大阪外国語大学非常勤講師、京都大学非常勤講師、

       熊本大学文学部准教授を経て2013年より現職。専門分野は、シンブー諸語記述、朝鮮語記述。

 

 

 

◆司 会:佐野 真由子  日文研 准教授



      日文研フォーラムとは 
        国際日本文化研究センター(日文研)が、来日中の外国人研究者による日本研究の成果を
        市民の皆さまにご紹介し、共有していただくことを主な目的とする催しです。
        1987年の設立以来、月1回のペースで、京都市中心部の会場で継続的に開催しています。

 


【お問合せはこちら】
◆連絡先:国際日本文化研究センター 研究協力課
      〒610-1192 京都市西京区御陵大枝山町3-2
      <TEL> 0753352078
      <ホームページ>  http://www.nichibun.ac.jp/ja/


主 催:大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国際日本文化研究センター

 

 

  
  • 2017.04.15 Saturday
  • -
  • 12:00
     

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